S3とは?オブジェクトストレージの基本
S3は、データをオブジェクトとして保存するサービスです。基本用語と保存方法の選び方、データ消失や誤削除への注意を説明します。
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ひとことで言うと
Amazon S3は、画像やログ、バックアップなどのデータを保存するサービスです。データをオブジェクトというまとまりで扱い、バケットという入れ物に保存します。保存するデータに合わせて、保管方法を選べます。
オブジェクトストレージの基本
オブジェクトストレージは、データをまとまりごとに扱う保存方式です。S3は、サーバーにつなぐディスクとは異なり、ネットワーク経由で使うサービスです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| バケット | データを入れる単位。名前と、保管する地域であるリージョンを指定します |
| オブジェクト | 保存するファイルと、その情報であるメタデータ |
| キー | バケット内でオブジェクトを識別する名前 |
フォルダーのように見える名前でも、キー全体がオブジェクトの名前です。パソコンのフォルダーとは仕組みが異なります。
ストレージクラスの選び方
ストレージクラスは、データの使い方に合わせて選ぶ保管方法です。
| クラス | 向いているデータ |
|---|---|
| S3 Standard | よくアクセスするもの |
| S3 Intelligent-Tiering | アクセス頻度が読めないもの |
| S3 Standard-IA | アクセスは少ないが、すぐ読みたいもの |
| S3 One Zone-IA | 再作成でき、アクセスが少ないもの |
| S3 Glacierの各クラス | 長期保管するもの |
Glacierのクラスには、取り出しに時間がかかるものがあります。保管料金だけでなく、いつ取り出すかも選択に関わります。
耐久性と誤削除への備え
耐久性は、保存したデータを失わない度合いです。S3は、99.999999999%を超える耐久性を持つように設計されています。
通常のストレージクラスは、少なくとも3つのアベイラビリティーゾーン(AZ)にデータを保存します。AZは、同じリージョン内で分離された場所です。
One Zone-IAは、単一のAZに保存します。そのAZが失われると、データを失う可能性があります。
誤った上書きや削除には、古い版を残すバージョニングが役立ちます。必要な場合は、有効にして備えます。
具体例
Webサイトの画像なら、リージョンを選んでバケットを作り、画像をアップロードします。よく使う画像にはStandardを選び、読み取りを許可する相手も設定します。
注意点
- 誰でも読める権限を付けると、データは公開されます。権限設定は利用者の責任です。
- 高い耐久性は、誤削除を防ぐ機能ではありません。誤操作への備えは別に必要です。
- 料金はクラスや保存量、取り出しなどで変わります。最新の条件は公式ページで確認してください。